先輩社員紹介
開発も就活も、最適な選択を
T.Y.
出身学部:工学部
[技術部 設計三課 2020年入社]
業務内容
私は、ソフトウェア設計を担当する設計三課で、セキュリティ機器を動作させるためのファームウェア(ハードウェアを制御するソフトウェア)開発をしています。
ファームウェアの開発は設計・実装・評価の3つの段階に分かれています。設計ではソフトウェアの処理内容を資料にまとめて、設計ミスや構造的な欠陥が無いかを課員と共に確認します。実装では設計した内容を基にプログラミング言語に置き換えていきます。最後に評価を行い、製品がお客様の要望通りに動作することを確認します。セキュリティ機器は常に高い信頼性が求められるため、開発の段階から品質を保証する評価作業が重視されています。
仕事に対しての思い
私が仕事をする上で大事にしていることは「正確な情報伝達」です。誤った情報や不明確な指示はミスを引き起こし、業務のやりなおしに繋がります。業務をよりスムーズに進めるために、表現の正確性に注意を払っています。それに加えて、ファームウェアの設計内容を伝える際には適切な図を用いるなど、聞く人が理解しやすい情報伝達を心がけています。また、受けとる情報に対しても不明点やあいまいな箇所を残さないように十分な確認をするようにしています。
まだまだ未熟ではありますが、自分でプログラムした機器が設計通りに動作したときにはやりがいを感じます。
入社への思い
私がセコム工業を志望した理由は、会社見学で見た社員の方々が活気に満ちており、生き生きと働いている姿が印象的だったからです。実際に入社してからもその印象は変わっていません。大きな要因としては、社員同士の仲が良いため会社の雰囲気が良いことが挙げられます。業務で確認したいことがある場合、それが先輩社員や他部署の方であっても相談しやすい環境は仕事に好影響をもたらしていると思います。
さらに、若手社員であっても早いうちから機器開発などの責任ある仕事に携われるため、成長の機会が多いです。先輩社員の指導のもと実践的なスキルを習得することができ、それが大きなやりがいに繋がっています。
最後に
機器開発は複数の解決策から最適なものを選択する判断力が要求されます。正しい判断を下すためには、適切な知識と理解が必要不可欠です。ファームウェア開発ではプログラミング能力だけではなく、電子回路や部品に対する深い理解が求められます。
大学で学んだ分野に囚われず、社会人になっても継続して学び、着実に身に付けていくことが大切です。
最後になりますが、就職活動では情報が溢れていて判断に迷う場面も多いと思います。まずは焦らず自分のこれからを想像してみて、どんな要素を大切にしたいのか具体的に考えてください。将来のビジョンを明確にし、幅広い選択肢に向き合うことで、最適な選択ができると思います。